バッタもん日記

人生は短い。働いている暇はない。知識と駄洒落と下ネタこそ我が人生。

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「奇跡のリンゴ」という幻想 −印象操作(補足)−

前回の記事では、木村秋則氏が農協の指導を守らず、規定以上に農薬を使用していたとの内容を、書籍(百姓が地球を救う 東邦出版)から引用しました。正確を期すために、対象箇所を広げ、また関連する箇所を含めて再度引用します。言葉足らずで誤解を招く部分…

「奇跡のリンゴ」という幻想 −印象操作−

1.はじめに引き続き、「奇跡のリンゴ」に対する批判です。 前回述べた通り、木村氏は数字を挙げて実証することに対して消極的な人物です。そして、宣伝に余念がない人物でもあります。実証性に欠ける人物が宣伝を行えばどうなるか。「印象操作」になるのは…

「奇跡のリンゴ」という幻想 −感動ではなく数字を−

1.はじめに前回の記事は予想以上の反響を得ました。「奇跡のリンゴ」に対する関心の高さがうかがえます。今回も引き続き、「奇跡のリンゴ」の問題点を考えたいと思います。前回同様タイトルが全てですが。なぜ私はこの物語が感動を強調していることを問題視…

「奇跡のリンゴ」という幻想 −安物の感動はいらない−

1.はじめに昨日、「奇跡のリンゴ」という映画が公開されました。「無農薬無肥料栽培でのリンゴの栽培に成功した」と自称している、木村秋則という青森県のリンゴ農家の物語です。 その影響か、私のブログ記事にコメントが集まっております。1年以上前の記事…

化学物質過敏症についてのコメントに関する補足

映画や漫画の影響か、「奇跡のリンゴ」が注目されております。 そのため、昨年2月に書いた批判記事にかなりのアクセスがあり、コメントも多数もらいました。 『「奇跡のリンゴ」ならば「化学物質過敏症」の患者でも食べられる』と指摘するコメントに対する反…

腐った米のとぎ汁教祖の大放談 その2

前回に引き続き、飯山一郎という人物のインタビュー記事が雑誌に掲載されましたので、紹介します。1.はじめに この人物は、「腐った豆乳や腐った米のとぎ汁を散布すれば放射能が消える」「腐った豆乳や腐った米のとぎ汁を飲んだり吸い込んだりすれば免疫が…