バッタもん日記

人生は短い。働いている暇はない。知識と駄洒落と下ネタこそ我が人生。

トンデモは永久に不滅です

先の自己紹介にも書きましたが、私にはトンデモさんウォッチングというひどい趣味があります。
具体的には、トンデモさんの運営するブログに対し、コメント欄で批判するというものです。これは何も、論破して改心させようという無邪気かつ傲慢な目的があるわけではありません。トンデモさんは決して負けを認めないので、論破するのは原理的に不可能なのです。単純に、トンデモさんをからかって遊ぼう、トンデモさんの思考パターンを探ろうという低俗な好奇心に基づくものです。さらには、自分の思考力・説明力・世間智を鍛える意味もあります。今までの経験で、色々と面白いことがわかりました。

彼らは主張は非常にユニークなのに、思考パターンは極めて画一的です。例えば……

○「政府・企業・学者がマスメディアを操って情報統制を行い、国民を洗脳している。我々は意識レベルが高く、真実を見抜く目を持つ選ばれた人間である。我々を批判する者は全て敵であり、政府や企業の回し者である」……と考えている。被害妄想と誇大妄想が一緒くたになっていますね。

○批判されると無視するか、筋違いの反論を行う。それで論破した気になってしまう。さらに批判されると、「信じる信じないは個人の自由」と開き直り、議論を放棄する。

○批判に対して反論できなくなると、「不完全な現代科学を妄信している」、「真実に目覚めていない」などと人格批判を始める。

○管理人の分が悪くなると、常連読者が妙な助け船を出す。とは言ってもその読者も皆トンデモさんなので、全くフォローになっていない。

○情報源がトンデモ本やトンデモ系サイトのみ。彼らはよく勉強していると称しているが、それは勉強ではなく自ら積極的にバカになっているのだと気付かない。

○一つの分野だけではなく、複数のトンデモにはまる。ホメオパシーと3.11人工地震説、千島学説を全て信じていたりする。判断力や常識とは全く無縁。

○「現代科学は完璧ではない」とお題目のように唱える。現代科学が完璧だったら科学者は研究テーマがなくなってたちまち失業する。現代科学が完璧ではなく穴だらけであることは当の科学者自身が一番よくわかっていることが想像できない。そもそも科学を批判している割には、科学を超える(らしい)自分の哲学や価値観を説明できない。

などなど。
と学会の山本弘会長がよく紹介するマーティン=ガードナーの「奇妙な論理」がそっくり当てはまりそうですね。古い本なのに、トンデモさんは何十年経っても全く進歩しないということでしょうか。

ちなみに、と学会のメンバーでは、山本会長と植木不等式氏(今は脱退してしまいましたが)が好きです。植木氏の文章を初めて読んだとき、「世の中にはこんなに頭のいい人がいたのか」、「私より下らないこと(駄洒落とか)を考えている人がいたのか」と衝撃を受けました。

飽きるまではトンデモさんウォッチングを続けます。